【新機能】Amazon RDS for PostgreSQLが9.6.6、9.5.10、9.4.15、9.3.20のマイナーバージョンをサポートしました
はじめに
地味なアップデートも拾っていくぞのコーナー。今回ご紹介するのはこちら。
Amazon RDS for PostgreSQLの対応バージョンがアップデートされ、マイナーバージョンアップデートである9.6.6、9.5.10、9.4.15、9.3.20をサポートするようになりました。PostgreSQLのリリースノートは以下。
以下のセキュリティアップデートが含まれています。
- CVE-2017-12172: PostgreSQL におけるリンク解釈に関する脆弱性
- CVE-2017-15098: PostgreSQL における情報漏えいに関する脆弱性
- CVE-2017-15099: PostgreSQL における情報漏えいに関する脆弱性
また、今回リリースされたバージョン9.6.6にはorafceとprefixの2つのextensionが追加されています。
確認
RDSのインスタンス起動画面でPostgreSQLを選択します。
[DB 詳細の指定]画面で、[DB エンジンのバージョン]欄に、[PostgreSQL 9.6.6-R1][PostgreSQL 9.5.10-R1][PostgreSQL 9.4.15-R1]が表示されるようになっています。なお9.3は既に新規作成時は指定できません。
実際にDBのマイナーバージョンをアップデートする際の手順はRDSのユーザーガイドのうち「Upgrading the PostgreSQL DB Engine」に記載されています。既存のRDSインスタンスの[Instance Actions]-[Modify]からDBエンジンバージョンを指定することで、アップグレードができます。
さいごに
バグフィックスをいくつか含んでいますので、可能であればアップデートをしておいたほうが安心かと思いますが、アップデート前には必ず動作試験をしておきましょう。